2011年03月26日

自分たちに出来る事。その1  県内の避難所へ温かいスコーンを!

再開2日目に話は決まりました。

自分達も被災者。
でも生活と仕事が出来る現実がある。

厨房スタッフ池田君は 新潟地震の時に災害ボランティアに登録していたそうです。
その流れで今回、災害ボランティア本部から要請の電話があり
2日目から 大洗・阿字ヶ浦の避難所へとお手伝いに行っていました。
焼き立てスコーンの店 izumi の復興作業や笠間の店の片付けなどの
合間に時間を作りお手伝いしていたそうです。

そんな池田君から話がありました。

「スコーンカーで避難所に行きませんか?」

同じく主人も私も同じ事を考えていました。
折角オーブン付きの車があるのだから、避難所の皆さんに
温かいスコーンを食べて頂けたらいいなぁ・・
イベント以外のこんなときこそ 温かいスコーンと美味しい笑顔を運べるのでは・・と。
でも心が少し弱っていて立ち止っていたのも事実。
だけどこうして皆で集まれば大きな力になれるんななぁ・・と実感。

「そうだね。スコーンを焼きに、行かせてもらおうか。」

そんなこんなで決まりました。
この時期にしかできない事。自分たちだから出来る事。無理無い範囲で出来る事。

笠間の店も崩壊してしまい。無念さも残りますが
崩れた大谷石の下敷きでお客様や車が犠牲にならずに済んだ事。
人の命の保証の問題が後に残らなかったのは不幸中の幸いでした。
失うものは大きかったけど・・・・こうしてまた仕事が再開出来ている事。
有難いなぁ・・と思います。

自分たちに出来る事。
スコーンを焼き上げるいい香りと、美味しい笑顔を 届けるスコーンカーがある事。
行かせて頂こう。自分たちに出来る事をさせてもらおう。

いつもはスコーン職人さんが作ってくれてる手コネのスコーン。
個人店の小さな規模でのボランティアなので避難所の方用は
厨房3人と私の4人で手コネして持参する形にしました。
やはりなるべく経費を掛けない方向で持参したいので
その分は時給の発生しない方法で作る事になりました、
みんなも快くOKしてくれました。

池田君を 本部長に任命させてもらい、避難所との連絡係をお願いして
出向かせて貰う事になりました。

もちろん地元茨城中心となります。
でも いわき市には行きたいとオモッテイマス。
いわきにはイベントでお世話になってる
coya cafe なのはは さんが います。
もう 営業を再開しているそうです。
もう少し落ち着いたら伺いたいです。

スコーンはお1人1個づつ そんな感じになってしまうかもしれません。
でも無理なくそんなところから始められたらいいと思っています。

少し大変。でもどこかに募金をしたつもりで、直接届ける。
そう思えば、いいと感じでいます。

1

スコーンカーだから出来る事。

まずは、3/29(火)  午前=北茨城市   午後=高萩市に伺います。
各市役所まえにて 担当の方と待ち合わせして 避難所へと向かいます。
どうぞ宜しくお願いします。

北茨城では当日、やはりイベントでお世話になってる
水戸のDress Bird の鈴木さんが待っていて下さいます。
おうちが北茨城にあります。おにぎりを握ってまっててくれるそうです!

当日、スコーンカーで向かうのは 主人と池田君です。
皆様、どうぞ宜しくお願い致します。
北茨城・高萩ともに 焼き立てスコーンの店 izumi へ
お出で下さる方々も多い所です。少しでも元気になってくれたらいいなと思います。

1

スコーンカーの活動ブログ  







    • Edit

トラックバックは許可されていません。

コメントは許可されていません。